2010年04月19日

国会議員と患者関係者でがん対策勉強会(医療介護CBニュース)

 患者が求めるがん対策の実現に向けて、日本医療政策機構の市民医療協議会がん政策情報センターは4月12日、「がん政策サミット2010春-患者と議員が作るマニフェスト」の一環として、衆院第二議員会館内で「1時間でわかるがん対策の勉強会」を開いた。勉強会では、がん対策の現況などの説明や、患者関係者によるがん対策への提案・要望が行われ、参加した30人を超える国会議員や秘書は熱心に耳を傾けていた。

 勉強会ではまず、同センター長の埴岡健一氏が、がん対策の現況などを説明。埴岡氏は、厚生労働省のがん対策推進協議会で議論している国の「がん対策推進基本計画」の中間報告について、「厚労省としてはかなり目標を達成できたという公式見解が、おそらくこの6月ぐらいにはまとまると思うが、そこでよく議論をして、全国にいらっしゃる皆さんの気持ち、評価、感覚とすり合わせていく必要があろうかと思う」と述べた。また、「計画は形式的になっている部分があるし、目標も大変形式的になっている」と指摘し、質が伴っているのかを問う目標を考えた上で評価していく必要性を示した。

 続いて、都道府県のがん対策推進協議会の患者関係委員や、公募によって選ばれた全国の患者リーダーなどサミット参加者が作成した「患者が提案するマニフェスト案」を参加者が発表した。
 マニフェスト案には「総合マニフェスト」と「分野別マニフェスト」が掲げられている。「がんになっても不安のない社会を実現するために、当事者の声を反映する仕組みを導入しつつ、すべての国民に、均一化された、最良かつ包括的ながん対策を実施する」との総合マニフェストを発表した愛知県の女性は、「当事者の声を反映していただいてこそ、スムーズに機能するがん対策となると考えている」と述べた。

 このほか、医療費助成や在宅緩和ケアネットワークの拡大、がん予防に向けた子どもたちへの健康教育の推進など、がん対策に対する要望を、この日参加した患者関係者28人全員が議員に向けて訴えた。

 衆院議員の村井宗明氏は「がん登録」の大切さを指摘し、治療方法のデータを積み重ねていくことなどで「最終的によりがん克服に向かって近づいていけるのではないかと思っている」と述べた。
 また、衆院議員の郡和子氏は「しっかりとしたエビデンスを取って、そのエビデンスに基づいた治療や支援というもののために、皆さんと一緒に頑張っていきたい」と語った。


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posted by タカナシ ユウジ at 23:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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